【ネタバレ注意】キャッシュフローゲームで現実の世界とまったく違う5つのポイント
キャッシュフローゲームをやっていて、何となく違和感がある場面はありませんか?
「これって、現実ではどうなのかな?」
キャッシュフローゲームではそうなっているけど、実際のところどうなのか?本当に現実世界でも同じなのかと疑問に思うことがあります。
今回は、キャッシュフローゲームの中ではそうなっていけれども、現実では違うポイントについてお話していきます。
キャッシュフローゲームの現実と違う5つのポイント
キャッシュフローゲームで現実と違うと感じるポイントは以下の5つです。
1.経済状況
2.1ドル株
3.3BR/2BA
4.鍵となるカード
5.育児費
それでは、1つひとつ解説していきます。
1.経済状況
キャッシュフローゲームのバージョンは、全部で3種類あります。基本のキャッシュフロー101、中級者以上向けのキャッシュフロー202、子供向けのキャッシュフローフォーキッズです。
ほとんどの方が基本のキャッシュフローゲーム101をやると思いますので、キャッシュフロー101についてお話します。キャッシュフローゲーム101の経済状況は、右肩上がりです。しかも不動産バブルの経済を反映しています。おそらくゲームが開発された時期は、アメリカがそのような時期だったからでしょう。
だから、時間をかければ必ず誰でもラットレースを抜け出すことができます。あきらかに経済状況は今の日本の現状とは違います。
2.1ドル株
オプチュニティのスモールディールには、株のカードがあります。
株のカードには、いくつかの株価が設定されています。株の情報には、その銘柄の値動きが通常どのくらいで動くかの目安も記されています。
しかし、株価1ドルのカードがあります。株価1ドルは、あきらかに通常の値動きから外れた株価です。
知っている人は、株価1ドルのカードを引くと手持ちの現金ありったけ買います。必ず上がると分かっているからです。でも現実で倒産している会社の株をあまり買う人はいません。本当に紙切れになる場合があるからです。
3.不動産3BR/2BA
不動産投資のカードで、3BR/2BAと言う間取りの物件があります。
この不動産も購入すると、その後2倍から5倍の価格で売れる可能性があります。不動産バブル経済の時はあったかもしれませんが、今の現在ではありえません。
4.鍵となるカード
鍵となるカードは、ラットレースを抜け出すきっかけになるカードのことです。先ほどお話した、株価1ドルのカードもしくは、不動産の3BR/2BAのカードです。
このようにラットレースを抜け出すきっかけになる投資やビジネスは実際にありますが、その内容が株価1ドルの株や3BR/2BAの不動産ではありません。
現実でそのようなカードに匹敵するチャンスを見つける目を身に付けたいですね。
5.育児費
キャッシュフローゲームでは、子供が生まれると育児費として支出が増えます。これは現実でも同じです。でも数字に見えていない部分があります。
現実では、子供が生まれると「よし、がんばろう」とモチベーションがあがります。金銭面では、支出ですが、メンタル面のことを考えると、全てが支出ではないと言うことです。
キャッシュフローゲームの中では、そのようなモチベーションは上がりません。ただ支出が増えただけです。上級版の202ですと、子供が独立したりしますので少しリアルになっています。
キャッシュフローゲームで現実との違うポイントについてお話してきました。現実と同じポイントもたくさんありますが、違うポイントと同じポイントを区別しましょう。
まとめ
・キャッシュフロー101は、不動産バブルの時代を再現している。
・1ドル株は、50倍で売れる可能性がある。
・3BR/2BAは、2倍から5倍で売れる可能性がある。
・ラットレース脱出の鍵となるカードが存在する
・育児費がただの支出。