輸入転売ビジネス ステップ2:パートナー探し
参入障壁があるから稼げる
仕入れる商品の候補が見つかったら、仕入れるためにパートナーを探します。
パートナーには、商品を海外から日本に転送してくれる作業をやっていただきます。
海外から輸入して転売する商品は、基本的に日本への直送をしていない商品です。ですから、海外に在住しているパートナーに現地から日本へ転送をしてもらわなければなりません。
実は、日本への直送をしていない商品だからこそ利益が得られるのです。日本への直送をしていない商品を買い付けるとなると、いくつかの障壁があります。
1つは、日本への転送です。もう1つは、言葉の壁です。現地の言葉を理解できなければ、オンラインショップでの購入ができません。この2つが参入障壁になります。誰もが簡単に購入することができないので、商品が日本で高く売れるのです。
私たちは、この2つの参入障壁を乗り越えなければなりません。乗り越えなければならないと言っても簡単です。順番に解説していきますので、手順通りやっていただければうまくいきます。
1つ目の障壁を乗り越えるためには、日本への転送をしてもらわなければなりません。
商品を日本に転送してもらうパートナーは、2通りのやり方があります。1つは業者に依頼します。もう1つは個人にお願いします。
業者と言うのは、転送業者です。海外から日本へ転送や買付代行などを専門でおこなっている業者です。たいていの海外にはあります。グーグルで、国名と転送などのキーワードで検索すれば、すぐに見つかります。
もう1つは個人です。海外に住んでいる日本人にお願いします。実は、海外に駐在している日本人や学生など、海外で買い付けた商品を日本へ転送することで手数料を得ている人たちがいるのです。
業者にお願いするか、個人にお願いするかは、国や品物によって選ぶとよいでしょう。
それぞれのメリットとデメリットをお話していきます。
転送業者を利用する場合のメリットは、信頼できる点です。相手は業者ですから信頼が大事です。仕事はきっちりやってくれます。デメリットとしては、手数料が高い点です。
例えば、ある転送業者のサービスを利用してイギリスから日本へ商品を転送した場合の手数料は、重さ2キロ以上で1490円かかります。この他に、送料がかかります。
個人にお願いした場合のメリットは、手数料が安いことです。私の場合は、重さに関係なく1回1000円から1200円でやってもらっています。もう1つのメリットとして、転送業者が存在しない国からの転送も可能です。
デメリットは、やはり個人なので信頼できるかどうかです。今までに大きなトラブルはありませんでしたが、パートナーが出掛けていたので転送する発送日が数日遅れたということが何度かありました。
それぞれのメリットとデメリットを理解して、仕入れ先の国や商品に応じて適切なやり方を選んでください。
パートナーの具体的な探し方
転送業者を見つけるためには、先ほどもお話しましたが、国名プラス転送などのキーワードで検索すればたいていは見つかります。
複数の転送業者が見つかった場合には、手数料やサービスの質などで選ぶとよいでしょう。アメリカから日本への転送業者がかなり沢山の数があります。
個人のパートナーを見つける方法をお話します。
個人で海外から日本へ転送してくれる人は、主に海外に住んでいる日本人の主婦の方です。そのような人たちと知り合うには、実は、ミクシィがとても便利です。
日本では、すでに利用者が激減しているミクシィですが、海外に住んでいる日本人の間では未だに情報交換など盛んに利用されています。
まず、ミクシィにログインして、コミュニティ検索で国名を入力して検索します。
検索結果に表示されたコミュニティの中で、参加者が多いコミュニティに2つか3つ参加します。
コミュニティに参加したら、コミュニティ内にあるトピックで「転送します」など現地での作業に関わるタイトルがないか調べます。もしあれば、そのトピックに募集を書きこみます。
適当なトピックがなければ、通常のウォールに「転送してくれる人を募集」などと書き込みます。そうすると、数名から連絡が着ますので、仕事内容や手数料をお知らせして交渉します。
転送の作業をやってくれる人が見つかりました、ミクシィから離れてメールアドレスやLINEなどを交換してやり取りを始めます。
もし、ミクシィで見つからなければ、クラウドソーシングサービスを利用します。私が今までに、利用したのはランサーズやクラウドワークスです。
まず、ランサーズもしくは、クラウドワークスに登録します。登録したらログインして、検索します。やはりキーワードは、国名と転送を入力します。
すると、海外からの転送作業を受けてくれる人たちが検索結果に表示されます。メッセージを利用して条件や手数料などを相談して決めましょう。
私の場合は、中国から輸入したい商品があった時に、転送業者では扱いがなかったので、個人で輸入してくれるパートナーを見つけるためにランサーズを利用しました。
このようにして、海外から日本へ転送してくれるパートナーを見つけます。
次のステップ3は、商品を仕入れるです。実際に商品を仕入れる方法を解説します。