金持ち父さんになるために、メンターがいなかった私がやってきた4つの事
ロバートキヨサキさんはなぜラッキーだったのか?
ロバートキヨサキさんはラッキーだったと思います。
なぜなら、身近な人でお金持ちになるための考え方や方法を教えてくれた人がいました。金持父さんです。金持ち父さんがロバートキヨサキのメンターです。
金持ち父さんは、ロバートキヨサキがまだ子供の頃からお金持ちになるための考え方をトレーニングしてくれました。お店でアルバイトをしていた時に、給料が安いと交渉したら無給にされたというエピソードは印象的でした。
メンターの存在は偉大です。目指す目標をすでに実現している人からの直接のアドバイスは、目標実現の近道です。もしメンターがいなければ、遠回りするでしょうし、最悪の場合お金持ちになるという目的地までたどり着けないかもしれません。
メンターがいない場合にやるべきこと
あなたにはメンターがいますか?
私は、今でこそ3人のメンターがいますが、ラットレース脱出を目指して行動しはじめた頃はメンターが1人もいませんでした。
メンターがいなかった当時の私はどうしたのか?
メンターをどこで見つけていいのかわからなったので、金持ち父さん貧乏父さんの本をメンター代わりにしました。金持ち父さんシリーズに書いてある通りに順番に行動したのです。
私が特に参考にしたのが、金持ち父さんシリーズの2冊目「キャッシュフロークワドラント」です。この本の内容は衝撃的でした。1冊目に書いてあったことも衝撃的だったのですが、さらに詳しく書いてありました。
2冊目のキャッシュフロークワドラントに書いてあったことを素直に実践しようと決めました。その時に、私がこだわったポイントは「素直」と「実践」です。
それよりも過去の私は、素直に実践することができませんでした。面白いなと思った本があっても、そこに書いてあることを素直に実践できなかったのです。「こっちのほうがいいじゃないのか」とか「それ好きじゃないから」とかで自分の好きな事だけしか行動していませんでした。
そのように偏った行動では、目的は達成されません。私は、今回だけは、素直に実践しようと思ったのです。
ラットレースを脱出するために、金持ち父さん貧乏父さんに書いてあることを素直に実践しようと決めたのです。
金持ち父さんシリーズの2冊目「キャッシュフロークワドラント」の中では、このように書いてありました。
まず、自分のビジネスを持ちなさい。それからビジネスからのキャッシュフローで不動産を買いなさいと書いています。つまり、Bクワドラントに行ってからIクワドラントに行きましょうと言っています。
ところが、私と同じように金持ち父さん貧乏父さんを読んだ人の中には、いきなり不動産投資から始めようとする人がいます。または、いきなりFXや株投資を始めます。
その結果どうなったか?その後の彼らを見ていてわかったのですが、多額な借金を抱えて益々ラットレースにはまっていました。投資から始めて、うまくいけばいいのですが、借金が増えてキャッシュフローが増えなければ本末転倒です。これは避けたいですね。
不動産投資でうまくいかない人たちの特徴は、自分が個人で借金をして不動産を購入しています。金持ち父さんに書いてあったのは、投資用の不動産を買う時は自分で買うのではなくて、自分のビジネスに買わせる。このように書いてありましいた。これが理想です。
ビジネスを先にやったほうがいい理由とは?
なぜ、ビジネスを先にやったほうがいいのでしょうか?
これも金持ち父さんの本の中で解説されています。ビジネスを作る過程の中でお金持ちになるためのスキルを磨きます。将来、投資をする時にどの投資が良いのか悪いのかなどを見極める目を養えます。
つまりビジネスは、投資の資金となるキャッシュフローを得ることも目的なのですが、一番の目的は自分を成長させることなのです。右側のクワドラントで生きていけるように、自分自信を鍛えているのです。
「金持ちはお金のために働かない」と、金持ち父さんシリーズの1冊目に出てきました。
さらに、仕事を選ぶ時には、「いくらもらえるではなく、何が学べるかで仕事を選びなさい」とも書いてありました。
私の場合は、少ない資金でスタートできるビジネスから初めて、その後に数種類のビジネスを立ち上げました。それから、ビジネスからのキャッシュフローで不動産を購入しました。金持ち父さんに書いてあった通りの順番に進んだのです。
先にビジネスをやって、学び自己成長しながら資金を作る。それからビジネスからのキャッシュフローで投資をする。この順番は、私にとってはベストでした。
具体的に実践した方法とは
私が、どのように金持ち父さん貧乏父さんをメンター代わりに実践してきたのか、具体にやってきた事をお話します。
金持ち父さんシリーズ2冊目の、キャッシュフロークワドンラントの各章の最後に、行動指針という項目があります。
行動指針には、その章で書いてあったことを実践するにあたって、具体的にこんなことをやったらいいですよと、行動の参考になることがピックアップされています。
私は、本をコンビニに持っていき、行動指針のページだけをコピーしました。7、8枚になったかと思いますが、それを折ってホチキスで止めて冊子にしました。
その冊子を毎日持ち歩いて、第1章の行動指針から順番に実践しました。実践したことには、ペンでチェックを入れます。直ぐに実践できないことは、保留にします。できることは、どんどんこなしていきました。いつも持っていたので、最終的には紙がボロボロになりました。
当時は、その状況をホームページにアップしていました。人に見せているということでモチベーションアップになるのです。
すると、私の行動に影響を受けた人たちが集まってきました。後に、仲間になります。ラットレースを脱出して経済的自由を手に入れよう!と同じ方向を目指している仲間です。
メンターを見つける方法
私の場合、最初はメンターがいなかったので、金持ち父さん貧乏父さんの本をメンター代わりに実践してきました。
ビジネスを複数立ち上げて行く中で、メンターと呼べる存在が現れました。現在、メンターは3人います。1つ目のビジネスでのメンター、プレゼンテーションスキルを学んでいる時に見つけたメンター、2つ目のビジネスでのメンターです。
「どうやって、メンターを見つけたのですか?」
「メンターを見つける方法を教えてください」
とよく質問されますが、私は特にメンターを見つけようと思って探して見つけたわけではありません。なので、メンターの探し方はよくわかりません。わかりませんが、メンターと出会った状況をお話します。
私は、少ない資金でスタートできるビジネスからはじめました。そのビジネスで成功させるためには、うまくいかない部分を克服するために、あちこちのセミナーや講演会に参加して学びました。
様々なセミナーや講演会に参加していく中で、この人から学びたいと思える人との出会いがあったのです。ご縁があって、その方たちから直接学べるようになったのですが、その方たちが3人のメンターなのです。
ですから、私の場合は、必然的にメンターに出会えたのだと思っています。
メンターとの出会いは、何かを達成するために、学びながら行動している中で出会うべくして出会うものなのだと思っています。
まとめ
・ロバートキヨサキは身近にメンターがいたからラッキー。
・メンターがいない場合に、金持ち父さん貧乏父さんの本をメンター代わりにする。
・ビジネスは先にやったほうがいい理由は、資金が作れるのと学ぶため。
・金持ち父さんのキャッシュフロークワドラントの行動指針を順番に実践した。
・メンターとの出会いは、行動している中で必然的に出会った。