ビジネスで成功するマインドセット 12:お客さんのために商品を作る
12.お客さんのために商品を作る
商品のあるビジネスに関してですが、商品を作る時のコンセプト決めが大事です。コンセプト決めのポイントは、自分のために商品を作らないということです。
商材のテーマを選ぶ時に、つい、自分ができることや知っている知識を選んでしまいがちです。しかし、自分ができることで選ぶと自己満足になってしまう可能性があります。そのようにテーマを選ぶと、たいていは思ったよりも売れずにビジネスがうまくいかないのです。
これは私がやっている情報商材ビジネスの失敗から気づいたことです。自分やビジネスパートナーの方が詳しい知識を持っている分野だからとテーマを決めてスタートします。情報商材を制作して販売しましたがほとんど売れませんでした。
このように、自己満足でテーマを選んではいけないのです。ビジネスで失敗する要因の1つになってしまいます。
なぜなら、市場にいる人たちに受け入れてもらえないからなのです。
では、どのようにしてテーマを選べばいいのか?どのような商品を作ればいいのでしょうか?
答えは、市場にいるお客さんが持っています。お客さんに直接聞けばいいのです。
そして、お客さんの悩みや問題を解決するための方法をテーマに選べばいいのです。お客さんの悩みや問題を知るのに、一番良い方法は、市場にいるお客さんにアンケートや質問を募集して聞くのが一番正確で早いです。
私の場合は、情報商材ビジネスで成功した時は、市場にいる見込み客の人たちに聞きました。アンケートに答えてもらったのです。ですから、多くの人が欲しいと言ったテーマの商材を制作しました。その商材は、一ヶ月に500万円以上も売り上げて爆発的に売れました。売れないわけはないのです。
よく、インターネットビジネスなどのマーケティングでペルソナという言葉が出てきます。ペルソナとは、そのビジネスがターゲットとしている見込み客のことです。
ターゲットにしている見込み客を、できるだけ詳しく設定します。1人の理想のお客さんとして、年齢、性別、職業、家族構成、住んでいる地域、趣味、悩み、問題、目標、夢などなど、「えっ、そこまでも?」と思うほどに詳細に設定します。
なぜ、そこまで詳細に設定しなければならないのか?
理由は簡単です。1人の理想のお客さんが持っている、悩みや問題を明確にするためなのです。これが明確になれば、それに合わせたコンセプト、テーマの商品を作れば必ず売れるのです。先ほどの情報商材の事例の通りです。
お客さんの悩みや問題を解決するための手段として商品を作れ、必ず売れるのです。