キャシュフローゲームで運をコントロールしてラットレースを脱出する3つのステップ
「キャッシュフローゲームなんて、結局は運でしょ?」
キャッシュフローゲームをやっていて、「上がれるかどうかは、結局は運でしょ?」と思ったことはありませんか?
私は、キャッシュフローゲームを始めた頃は、ラットレースを抜けられるかどうかは「運」しだいだと思っていました。なぜなら、スゴロク形式なのでサイコロを振って出た目の数だけ進んで、止まったマスが良いか悪いかで勝敗が決まってしまうと思っていたからです。
その日たまたま運が良い人が早くラットレースを抜けられて、運が悪いといつまで経ってもラットレースをグルグル周ってします。
ところが、あるキャッシュフローゲーム会に参加した時に衝撃が走りました。
同じテーブルでプレイしていた参加者の男性が、運をコントロールしていたのです。その人は、現実社会でもすでにラットレースを脱出している人でした。当時の私は、現実社会でもまだラットレースにいました。
今日は、キャッシュフローゲームで運をコントロールするための3つのステップをお話します。この方法を使えば、どのような職業でも最速でラットレースを抜け出すことができます。
そして、現実社会でBクワドラントのビジネスを立ち上げて成功に導く高度なスキルともなります。
キャッシュフローゲームで運をコントロールする3つのステップ
キャッシュフローゲームで運をコントロールしてラットレースをいち早く脱出するためのステップは以下の3つです。
1.機会を増やすことを考える
2.相手の利益を説明する
3.説得して購入
順番に解説していきます。
1.機会を増やすことを考える
キャッシュフローゲームのルールでは、ラットレースを脱出するためには、投資をしながら不労所得を増やさなければなりません。ですから、とにかく投資をしたいのです。
キャッシュフローゲームはボードゲームですが、簡単に言ってしまうとスゴロクです。サイコトを降って出た目の数だけコマを進めることができます。
マスの種類でオプチュニティがあります。このオプチュニティのマスに止まると、投資ができるカードを引くことができます。オプチュニティで引けるカードは2種類で、スモールディールやビックディールがあります。
投資をするためには、まずはオプチュニティのマスに止まらなければなりませので、カードを引く機会は限られます。
このように自分自身の機会だけを待つ場合は、運を天にまかせることになります。
しかし、私が出会った右側クワドラントの男性はそうではありませんでした。他のプレーヤーのチャンスも自分のチャンスとして見ていたのです。
当時、同じテーブルでキャッシュフローゲームに参加していた人は全部で5人でした。5人のうちの1人は私です。
右側のクワドラントの人は、他のプレイヤーがオプチュニティに止まった時もまるで自分がオプチュニティに止まったように見ていたのです。
これが普通はできません。人のチャンスを、自分のチャンスのように見ることなんで今までの人生の常識では考えたことがなかったからです。
さて、続きを解説します。
2.相手の利益を説明する
右側クワドラントの男性は、他のプレイヤーがオプチュニティに止まった時にすぐにそのプレイヤーに声をかけました。確かこのように話していました。
「すみません、私があなたに現金10000ドルお渡ししますので、今止まってこれからオプチュニティのカードを引いてその内容に投資などできる権利を私に譲っていただけませんか?」
「えっー」
一瞬、何が起きたかわかりませんでした。他のプレイヤーは呆然としていました。その場はシーンと静まり返ってしまいました。すかさず、右側クワドラントの男性は、このように続けました。
「手持ち現金を多く持っていると、投資やビジネスチャンスがあった時にすぐにそのチャンスをつかみやすいですよ。10000ドルお渡しできます。」
なるほど、その通りです。その時はまだゲームがスタートしたばかりの時で、みなさん持っていた現金は2000ドル~3000ドル程度でした。
でも、その右側クワドラントの人も10000ドルなんて持っていないのでは?そうです。持っていませんでした。
オプチュニティに止まった人は、わけもわからずその右側クワドントの言うようにカードを引き権利を10000ドルで譲ってしまいました。その人にとって、10000ドルの現金は魅力的だったということなのでしょう。
ここでのポイントは、相手が利益を感じられるようにきちんと説明して納得してもらうことです。
右側クワドラントの人は、10000ドルを銀行から借金をして渡していました。そうか、銀行から借りるというやり方があったのだと、その時に改めて気づきました。
3.説得して購入
オプチュニティに止まってカードを引く権利がある人を説得したわけです。
そして、右側クワドラントの男性は、オプチュニティのスモールディールを引きました。確か不動産のカードだったと思います。さらに銀行から借金をして購入していました。
その後、マーケットで購入した不動産が高値で売れて数万ドルの現金を手に入れてビックディールを引いてあっという間にラットレースを脱出してしまいました。
右側クワドラントの男性がラットレースを脱出してファーストラックへ行き、夢を買ってあがるまで1時間はかかっていませんでした。こんなエキサイティングなプレイは初めて見ました。衝撃です。
おそらく、自力でオプチュニティのマスに止まってカードを引いていたら、こんなにも早くラットレースを脱出することはできなかったはずです。
あまりの衝撃で何が起きたか理解するのに少し時間がかかりました。これは凄いと思い、その後、私は他のキャッシュフローゲーム会に参加した時に同じようにそのやり方で試してみました。
最初は交渉で断られました。交渉にはコツがあります。だんだんやっていると慣れてきてコツがつかめてきます。
コツは、相手の利益をきちんと理解してもらうようにわかりやすく説明すること。こちら側の利益は二の次です。やはりここでもコミュニケーション能力が必要だったのです。
運をコントロールしてWin-Winでラットレースを脱出するための進化
さらに、私は、運をコントロールするやり方をアレンジしてみました。
他のプレイヤーさんからオプチュニティのカードの権利を全て買い取ってしまうのではなくて、権利を半分にシェアさせてもらう、というやり方を提案してみました。
この場合、不動産の物件を購入する時に必要な頭金は半分で済みます。売却できた時に利益も半分になりますが、お互いにプラスになりますのでWin-Winなところがやっていて気持ちが良いです。買い取るのは権利の半分なので、買い取る費用も5000ドルで済みます。
運をコントロールしていち早くラットレースを脱出する方法を進化させたのです。
このようなやり方であれば、サイコロの運に頼らずに、運を自分でコントロールすることができます。実は、これも現実社会とまったく同じなのです。
現実でも、運をコントロールしてビジネスを立ち上げる方法
キャッシュフローゲームで、運をコントロールしていち早くラットレースを脱出する方法は、一言で言えば、他人の資源を有効に活用するやり方です。
他人の資源を有効に活用させてもらう時にポイントは、相手の利益を第一に考えることでした。
このやり方で、現実でビジネスを立ち上げることはできないでしょうか?
実はできます。
私の場合は、主にインターネットビジネスでやっています。2人から3人の仲間が集ってビジネスを立ち上げます。
メンバーそれぞれの得意分野を活かして、ビジネスを構築していきます。もし、ビジネスを構築する過程の中で、必要な作業項目ができる適任者がメンバーの中にいない場合は、外注します。
外注費用も、メンバー全員で立て替えます。ビジネスが立ち上がって最初の利益から、それまでにかかった費用を補填します。
この方法は、ビジネスの立ち上げるスピードがかなり早いです。自分が必要な知識やスキルを学ぶ必要がないからです。メンバーさえ集まって意気投合すれば、直ぐにスタートでききます。
ビジネスが軌道に乗るときもあれば、うまくいかないこともあります。ビジネスですから、100%うまくいくとは限りません。しかし、うまくいったときは大きい利益を出すことができます。
私の場合は、今までに、月商500万円を売り上げたビジネスがあります。その他にも、毎月50万円から100万円の利益を生み出すビジネスもこの方法でいくつか立ち上げます。
このビジネスの立ち上げ方はオススメです。スペースの関係上ここでは詳しく書くことができませんので、今後セミナーかレポートなどでお知らせしたいと思います。
まとめ
・キャッシュフローゲームで運をコントロールしてラットレースをいち早く脱出することができます。
・キャッシュフローゲームで運をコントロースする方法は3ステップ。
・他人のチャンスを活かすなど機会を増やすことを考える
・相手の利益を第一に考えてわかり易く説明する
・相手を説得して、不動産を購入する
・現実でも、他人の資源を活かしてビジネスを立ち上げることができる。