ビジネスで成功するマインドセット 9:従業員から起業家へ
9 従業員から起業家へ
ビジネス起業で成功するためには、従業員マインドセットから起業家マインドセットへマインドをシフトすることが大切です。
従業員の生活が長い人は要注意です。
私は、35歳までサラリーマンとして働いていました。十数年も従業員として働いていたので、従業員のマインドセットが染みついていました。
両親もサラリーマンでしたので、子供の頃から左側クワドラントとしての教育を受けてきたのです。長年、左側クワドラントの世界にいるとなかなか右側クワドラントの考え方にシフトするのは容易ではありません。
意識してマインドセットを右側にシフトする必要があります。
金持ち父さん貧乏父さんにも詳しく書いてありますが、従業員が提供するものは時間です。これだけの時間を働けば、これだけの給料がもらえるというようにある程度決まっています。自分の時間と労働を提供してお金をもらっているのです。
この考え方を変えなければマインドが変わりません。
起業家は時間を提供しません。
起業家は、ビジネスを作り出して世の中の人たちに価値を提供してその見返りとして利益をもらいます。
ビジネスとは何か?
ビジネスとは、世の中の人に商品やサービスを提供して喜んでもらうことなのです。これが、ビジネスを作り出して売上げをあげるということなのです。
売上げをあげることで気をつけなければならないことがあります。
それは、「お客さんに喜んでもらうこと」を忘れないことです。ビジネスや起業する人が増えると、商品やサービスを作ってお客さんに販売することだけが目的になってしまうことです。これは気を付けなければなりません。
商品、サービスを販売
↓
お客さんに喜んでもらう
↓
見返りに利益がもらえる
この順番が正しいのですが、2番目の「お客さんに喜んでもらう」が抜けてしまっては本末転倒なのです。
起業家として、正しいビジネスマインドは、お客さんに喜ばれる価値を商品やサービスを通して提供することなのです。