金持ち父さん貧乏父さんで推奨しているネットワークビジネスはMLMのことですか?
今回はこのような質問がありましたので回答します。
この本にとってのネットワークビジネスとは、ネットで商売をする意味なのか、それともMLMを指すのでしょうか?」
この質問に対する私の答えは以下の通りです。
金持ち父さんシリーズで推奨しているネットワークビジネスとは、MLMマルチレベルマーケティングのことです。
確かに、インターネットでネットワークビジネスについて検索して調べてみると、あまり良い記事、情報としは書かれていません。勧誘された、騙された、損をした、などとネガティブな話題ばかりです。
ネットワークビジネスを、ねずみ講や悪徳マルチ商法と一緒に捉えていて混同している発言もありました。これは間違っています。なぜなら、ねずみ講や悪徳マルチは法律に違反していますが、ネットワークビジネスは合法だからです。
なぜネットワークビジネスはねずみ講と混同されて誤解されやすいのか?
理由は、システムが似ているからです。自分が情報を広げた時の報酬が多段階で得られる仕組みが同じなのです。多段階という仕組みが、英語ではマルチレベルとなりますので、最初の文字のマルチだけをとってマルチと呼ばれるようになったのです。
しかし、ロバート・キヨサキが金持ち父さんシリーズの中で、なぜネットワークビジネスを勧めているのか?その理由はいくつかありますが、まずは多段階という仕組みにあります。多段階で自分の権利が発生するということは、レバレッジが効くということなのです。
金持ち父さん貧乏父さんの中でも、レバレッジはお金持ちの言葉だと言っています。テコが効くことが右側のクワドラントの人にとっては重要な要素なのです。
さらに、ネットワークビジネスを勧める理由として、教育のビジネスとも言っています。ネットワークビジネスに参加することによって、良質なトレーニングが安価で受けられると言うのです。
そこで学べることは、Bクワドラントのビジネスで成功するためには欠かせないリーダーシップなどのビジネススキルを学び身に付けることができるとのことです。
Bクワドラントのビジネスシステムを、自分がビジネスに参加しながら学ぶこともできるネットワークビジネスを推奨しているのです。
ネットワークビジネスの評判が良くないもう1つの理由は、挫折する人が多いからです。
ネットワークビジネスは、低資金でスタートできます。無料もしくは数千円で登録してビジネスに参加することができるのです。これは、ネットワークビジネスのメリットの1つでロバート・キヨサキもそう言っています。
しかし、安い金額でビジネスに参加できるので、少しでもうまくいかないと止めてしまうのです。これがデメリットです。あるデータでは、ネットワークビジネスを始めた人の8割は1年以内に止めてしまうそうです。
ネットワークビジネスは口コミで情報を伝えるビジネスです。自分の家族や友人知人に情報を伝えて、1年以内に挫折していたら信用されませんし、それを見ている人たちは「やっぱり儲からない」というイメージを持ってしまうのです。
そのように、ネットワークビジネスに参加して挫折した人、それを見ていた人たちが大勢いて「ネットワークビジネスは儲からない」「ネットワークビジネスはやらないほうがいい」というイメージを持ってしまうということなのです。
ネットワークビジネスに限らず、世の中でBクワドラントの人が少ないのは、同じような理由なのかもしれません。
今回の質問に対する私の答えは以上です。
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