金持ち父さん貧乏父さんに出てくるフランチャイズビジネスオーナーになれますか?
今回はこのような質問がありましたので回答します。
私は、今まで自分でアイデアを考えて事業を起こす人が起業家だと思っていました。しかしこの本では起業家にも2つあり、さきほどの起業家は事業主であって、もう1つの起業家はビジネスオーナーということです。
ビジネスオーナーは自分でビジネスシステムを開発して、他人を動かしてビジネスを展開していくそうです。これは自分で事業を起こし、成功したら経営は他人に任せ、株主になるということなのでしょうか。
また、フランチャイズ権を購入してそれを他人に経営させるということも書いておりました。日本でそんなことが可能なのでしょうか。セブンイレブンは夫婦でないとオーナーになれないと聞きました。これらのことについて教えてください。」
この質問に対する私の答えは以下の通りです。
質問をまとめると2つになります。
ビジネスオーナーは、事業を起こして成功したら経営は他人にませて株主になるのでしょうか?という質問と、フランチャイズの権利を購入して他人に経営させることは日本ではできるのか?この2つです。
ビジネスオーナーは、事業を起こして成功したら経営を他人に任せて株主になる人もいますし、株を売却する人もいるでしょう。事業が成功した後にどうするかは様々だと思います。
フランチャイズの権利を購入して他人に経営させることはセブンイレブンでは難しいです。
私は、金持ち父さん貧乏父さんを読んでからビジネスがやりたくて、金持ち父さんシリーズに書いてあるBクワドラントになるためのビジネスを模索しました。
本文で紹介されていましたがBクワドラントタイプのビジネスにフランチャイズビジネスがありました。
フランチャイズビジネスは身近に感じましたのでまず興味を持ちました。そして数社の事業説明会に参加してフランチャイズビジネスの可能性を探りました。ちょうど、その中にセブンイレブンの事業説明会にも参加してきました。
質問にも書いてある通り、セブンイレブンのオーナーになるには24時間営業でないと出店できません。そして夫婦でなければなりません。現在は、もしかしたら変わっているかもしれません。
ですので、セブンイレブンのオーナーは、お店やスタッフの管理を自分たちでしなければなりません。長期間休むことができないのです。それでは、Bクワドラントとは言えません。自営業者に近いのでSクワドラントです。収入は上がるけれども自分の時間が忙しくなるからです。
このことは、セブンイレブンの事業説明会に参加してわかりました。他にも、2社のパソコンスクールのフランチャイズ事業説明会に参加して検証しましたが、やはりフランチャイズビジネスではビジネスオーナーにはなれないと思いました。
ただし、セブンイレブンやモスバーガーのオーナーでも、1店舗目を成功させて2店舗3店舗と次々と出店させているオーナーもいます。このようなオーナーは、社員を雇って自分の代わりに店長にお店の運営を任せています。
複数の店舗を持っているオーナーはビジネスオーナーに近いです。がしかし、完全にビジネスオーナーではありません。
フランチャイズビジネスのシステムでは、本部はビジネスオーナーになりますが加盟店がビジネスオーナーにはなれません。
稀な例ですが、加盟店としてフランチャイズビジネスを学んでから独立してフランチャイズビジネスを立ちえ上げたという例はあります。
お弁当のフランチャイズのホットモットです。ホットモットの創業者は、元々はほっかほか亭の加盟店だったそうです。しかし、これは稀な例ですので一般的にはフランチャイズビジネスの加盟店の立場ではビジネスオーナーになれないと考えたほうがいいでしょう。
それよりも、私がお勧めしたいのはインターネットを絡めたビジネスです。インターネットを絡めて上手に起業すれば、自営業と同じくらいの小規模ながらビジネスオーナーにように自由な時間が得られます。実際に私はそのようなビジネスを複数所有していて、ある程度の収入と自由な時間を得ています。
今回の質問に対する私の答えは以上です。
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