金持ち父さんを目指す人が目標を設定する前にやるべき3つの事とは?
目標設定する前にやるべき大切な事とは?
金持ち父さんを読んでから、自分もラットレースを抜け出してお金持ちになりたい。誰でもがそう思います。ところが実際に行動する人が少ない。そして行動しても続ける人はさらに少ない。
今日はどのようにしたら、行動し続けることができるのか?行動し続けるためのコツをお話したいと思います。
そのコツは目標設定です。自分が叶えたい目標を掲げることによって途中のモチベーションを維持して行動し続けるわけです。目標設定というと、真っ先に思い浮かぶのが達成したい目標です。目標ですからあたりまえです。
しかし、得たい目標を明確にする前に、明確にするべき大切なことがあります。それは、やりたくないことを明確にすることです。私たち人間は、得たい目標よりも、やりたくないことのほうがよりモチベーションが上がります。
例えば、「もっと今よりもお金を稼いでさらに美味しい物を食べるぞ!」と「お金が無くて食べる物がない生活なんて絶対の嫌だ!」とでは、どちらのほうが、モチベーションが上がりそうですか?
私は後者のほうが頑張れそうです。
ですから、やる理由を明確にする前に、やりたくない事をリストアップします。
1.やりたくないことをリストアップする
↓
2.やりたいことをリストアップする
この順番です。
ただし、人によっては、何にモチベーションが上がるかは違うと思いますので、やりたくない事とやりたい事それぞれをリストアップすると良いかと思います。
それぞれリストアップして、あなたの場合はどちらのほうがモチベーションが上がるのかを確認してください。もしかしたら、両方という人もいるかもしれません。
私が絶対にやりたくなかった3つの事
私の場合、やりたくないことは3つありました。
1.お金が無くて苦労する人生は嫌だ
2.人に使われて働き続ける人生は嫌だ
3.学歴に左右される世界は嫌だ
この3つです。
私は、子供の頃は家庭がとても貧乏でした。
例えば、小学生の頃にはじめて買ってもらった自転車は父親が組み立ててくれました。少しでもお金を節約したかったようです。そして、中学校入学の時に買ってもらった制服は学校のバザーで買った中古品でした。その他にもありますがこのくらいにしておきます。
ですので、お金が無いことは本当に辛いということが、身にしみてわかっています。お金に苦労する人生だけは絶対に嫌だと思っています。
私は、社会人になってから転職を3回しました。起業をする直前の会社では、年下の上司に使われていることもありました。これは経験した人でないとわからないかもしれませんが、何とも自分が情けなかったと記憶しています。ですので、人に使われて働き続ける人生は嫌だと思っています。
そして、私は、あまり学歴が高いほうではありません。学歴で左右されてしまうサラリーマンの世界よりも、自分の実力で勝負できる世界が楽しいです。そのような世界で自分の実力を試したいという想いがあります。
私の場合は、このような感じでした。あなたの場合はいかがでしょうか?あなたの、やりたくないこともぜひリストアップしてください。もしかしたら、あなたの人生の目的やこだわりが見つかるかもしれません。
やりたくないことをリストアップしたら絶対にやるべき事とは?
さて、やりたくないことをリストアップするとどうしても文末が否定形になってしまいます。このままではよくありません。これを肯定形に変換します。例えばこうなります。
1.お金が無くて苦労する人生は嫌だ
2.人に使われて働き続ける人生は嫌だ
3.学歴に左右される世界は嫌だ
↓
1.お金が充分にある人生
2.独立して自由に仕事をする
3.実力が評価される世界で生きる
このように肯定形に変換することは重要です。
なぜなら、私たち人間の脳は否定形を処理できません。否定形にしていると、やりたくないことが脳にインプットされてしまいます。これはよろしくありません。ですからこのように肯定形に変換する必要があります。これは絶対にやっておいてください。
やりたい事をリストアップする
次はやりたいこと、欲しい物などをリストアップしていきます。詳しくは、目標設定の記事で手順をお話しますが、ここでは簡単にお話しします。
金持ち父さん貧乏父さんの著者ロバートキヨサキさんは「夢がなければ生きている意味がない」と言っています。
この言葉はとても深いです。こうも読み取れます。「お金が一番重要ではない」お金をたくさん稼いだだけでは幸せな人生にならない。なぜなら、お金は手段だから使うことによって価値が生まれるからです。
あなたが、お金を何にどう使うかが重要な鍵になります。お金は使ってはじめて価値が生まれます。使わなければただの紙切れです。
もし、大金を手にしたらあなたは何にお金を使うのでしょうか?夢を持つということは、そういう意味なのです。あなたの夢はなんですか?
キャッシュフローゲームに込められたロバートキヨサキの教え
キャッシュフローゲームをやったことがありますか?
キャッシュフローゲームは、ラットレースとファーストトラックの2つのレーンに分かれています。最初はラットレースからスタートするのですが、スタートする前にやらなくてはならない事があります。それが夢の設定です。
ファーストトラックにある数々の夢の中からあなたの夢を選びます。夢の設定です。
もし、ラットレースを抜けてファーストトラックに行き大金を手にしたら、あなたはどんな夢を実現しますか?キャッシュフローゲームでも夢を最初に設定します。
これは、ロバートキヨサキさんの教え「夢がなければ生きている意味がない」のメッセージが込められているのだと思います。キャッシュフローゲームの中には、その他にもたくさんのロバートキヨサキからの教えが散りばめられています。それらについては、キャッシュフローゲームの記事で詳しくお話したいと想います。
最初の目標は意外なものだった
私が、右側クワドラントへ向けてスタートした時には、夢なんて考えられませんでした。リストラされて収入がゼロだったので心に余裕が無かったのです。
まずは収入が欲しい。不労所得が月に20万円でも欲しい。そうすれば何とか生活ができる。そんな状態でした。
それからビジネスを頑張って行動していると少しずつ収入が上がってきました。数ヶ月後にビジネスからの収入が、サラリーマンの時の給料を超えました。その頃から心の余裕ができます。
そして、夢について考えられるようになりました。1年に一度は海外旅行に行きたい。海外で世界遺産を見て回りたい。当時はそのぐらいの夢です。
その後、夢目標の設定方法を学んで、現在はたくさんの夢を持っています。夢や目標設定の具体的なやり方は、別の記事で詳しくお話します。
あなたも、夢や目標を決める前に、やりたくない事をリストアップしてみてください。あなたの価値観やどんな生き方がしたいのかなど明確になると思います。
まとめ
・目標設定をする前にやるべき事は、やりたくないことをリストアップすること。
・やりたくないことをリストアップしたら、必ず肯定形に変換する。
・私がやりたくない事は3つ。お金に苦労したくない、人に使われて働き続けるのは嫌だ、学歴に左右される正解は嫌だ。
・これらを肯定的に変換すると、お金が十分にある人生、独立して自由な仕事をする、実力が評価される世界で生きるとなります。
・夢の実現は、お金をたくさん持つことよりも重要です。
・やりたくない事を明確にしてから、やりたいことを明確にする。