ビジネスで成功するマインドセット 2:プラス思考
2:プラス思考
プラス思考は、世の中でよく言われているのでわかりやすいと思います。物事をプラスに捉えるチカラ、物の見方です。
「私、プラス思考ですから」と言われる人がいらっしゃいます。それはそれで素晴らしいことなのですが、プラス思考で重要なのは少し違うのです。
普通の状態で、プラス思考でいることは誰でもできます。しかし、壁や問題にぶつかった時やビジネスをはじめてうまくいかなかった時にプラス思考を持ち続けることが難しいのです。そんなピンチの時こそ、プラス思考でいることが大切なのです。
私たち人間には感情があります。ですから、うまくいかなかった時、失敗した時は気持ちが落ち込みます。ヘコみます。これは、仕方がありません。
失敗して落ち込んでもいいのです。しかし、そのまま落ち込みっぱなしではダメなのです。落ち込みっぱなしの人は、現状を変えることができません。つまり、ビジネスで成功することができないのです。
落ち込んだら、1時間後でもいいですし翌日でもいいです。3日後でも良いのですから気を取り直して、またビジネスの成功へ向けて前進することが重要なポイントなのです。
その時に必要なのがプラスに考えるチカラですこれをプラス思考と呼んでいます。
例えば、私は35歳の時に勤めていた会社からリストラされました。
35歳を過ぎると、とたんに就職先が激減します。リストラされた直後は、お先真っ暗で将来どうしようかとかなり悩みました。
ハローワークに通いながら、今後どうしていくのかを色々と考えました。その時に、気づきました。金持ち父さん貧乏父さんを読んで影響を受けていて、いつかは自分もお金持ちとうなりたい、ビジネスや投資をやってみたいと思っていたけれども、失敗が怖くて思い切ってビジネスを起業する勇気が出せずにいました。行動できなかったのです。
リストラされたことをきっかけに、起業しよう。今まで始めたくても始められなかったビジネスをスタートすることができる。そう思うようにしました。
リストラと言えば、良くない出来事です。一見良くない出来事を、プラスに捉えることによって、自分の人生を一歩前進することができたのです。これが、マイナスの物事をプラスに捉えるプラス思考なのです。
プラス思考も、ビジネスで成功するためには欠かすことができないマインドの1つです。
「でも、私はプラス思考じゃないから」
このように言う方がたまにいます。でも安心してください。私も、最初からプラス思考になれたわけではありません。
様々な経験を乗り越えて、だんだんプラス思考に考えられるようになってきたのです。つまり、プラス思考はだんだんと慣れていくのです。だんだんとプラスに捉えることができるようになっていきます。
ちょうど、筋トレで筋肉を鍛えていくかのように徐々にプラス思考に考えられる目や物の見方が養われて身に付くのです。