ビジネスで成功するマインドセット 5:拒絶の管理
5:拒絶の管理
拒絶の管理も、聞きなれない言葉かもしれません。拒絶された時のメンタル心の状態をどのように保つかなどのことです。
ビジネスを成功させるためのマインドとして、拒絶の管理も重要です。なぜなら、ビジネスをスタートしたにも関わらず、拒絶の管理ができなくて、拒絶に耐えられなくて止めてしまう人が後を絶たないからです。
私は今までに様々な種類のビジネスをやってきました。その中でわかったことは、どのような業種、職種にも拒絶する人は存在するということです。
ここで言っている拒絶する人とは、こちらが何かしらのプレゼンテーションなどの提案や、クロージングした時に断る人や購入後にクレームを言ってくる人のことを指します。
私がやっているビジネスの中で、情報商材ビジネスがあります。商材が情報などのコンテンツを販売するビジネスなのですが、ある一定の割合でクレーマーがいます。
クレーマーとは、例えば「なんだこの内容は、詐欺だ、金返せ」と言ってくる人のことです。他のほとんどの購入者の方からは、感謝のメールをいただいている中でなぜ、一部の人だけがこのようにクレームを言ってくるのです。
クレーマーはある一定の確率的に存在することがわかりました。例えば、先ほどの情報商材ビジネスの場合は、50人に1人くらいは必ず存在します。
そして、どのようなビジネスであっても、ある一定の確率で数十人に1人は返品、受け取り拒否、クーリングオフなどクレームという形ではないにしろ、拒絶する人が存在するのです。
拒絶する人を怖がっているとビジネスで起業することができません。ですので、拒絶は管理するしかないのです。拒絶を管理する方法の第一歩が、拒絶は必ずあることと認識することなのです。
次に考えたいのが、自分が拒絶されたわけではないということです。拒絶した人は、あなたを拒絶したのではありません。そして、私たちのビジネスが拒絶されたわけでもないのです。
実は、拒絶したのは本人の問題なのです。
先ほどもお話しましたが、私が、様々なビジネスをやってきた中で気づいたいのですが、クレーマーはごく一部の人だからです。ほとんどの人は、「良かったです」など感謝してくれる人が多いからなのです。
おそらくですが、何かにクレームを言う人は、他の物にもクレームを言っています。つまりクレーマーなのです。
拒絶を管理する具体的な方法
拒絶を管理する具体的な方法は以下の3つです。
拒絶は必ずあると思う
確率を把握する
対応を準備しておく
まず、拒絶は必ずあると認識します。そして、拒絶はこちら側のせいではないと知ってください。例外もあります。あまりにもクレームが多い場合は提供している商材の質を見直してください。
それから、確率を把握してください。業種やビジネスが違ってもある一定の確率で拒絶やクレームがあります。自分のビジネスにおいて、どのくらいの割合で拒絶やクレームが発生するかを、予め知っていると気持ちが楽になります。
そして、拒絶に対する対応を予め準備しておきます。この対応の準備は、とても大切です。拒絶やクレームから、あなたを守ってくれるからです。
例えば、情報商材ビジネスの場合ですと、「なんだこの内容は、詐欺、金返せ」と言われることがたまにあります。このようなありがちなクレームに対しての返信用のメールの文章を準備しておきます。
クレームに対しての返信メールを都度書いていると自分の気持ちがめげてきます。もし、利益がたくさん出ていれば、外部の顧客カスタマーサポートサービスなどを導入すればいいのですが、自分で対応する場合は、返信メール文章を準備しておくことをお勧めします。
私のインターネットビジネスのメンターの場合はさらに凄いです。
クレームに対する返信メールの文章を準備しているのですが、その内容が凄いです。
「返金してくれ」というクレームに対してこのような返信をします。「はい、直ぐに返金させていただきたいと思いますが、こちらの商材がお役に立てないということは、もしかしたら問題は○○ではないかもしれせん。問題が○○の場合は、○○○というこちらの商材で解決できるはずです。ぜひこちらを試してください」
と言って、別の商材を売り込んでしまうのです。これは本当に凄いです。私もこのやり方を取り入れたいと思います。
拒絶の管理についてお話してきました。ビジネスをやる以上は、拒絶やクレームは避けられません。拒絶は管理して、できるだけ自分のメンタルを健全に保つようにしましょう。