amazon kindle 電子書籍を出版して毎月10万の不労所得を稼ぐ方法 第6章:ビジネスモデルを考える
キャッシュポイント
Kindle本からのロイヤリティだけでも十分に稼げれば良いのですが、最初のうちはなかなか難しいかもしれません。
私の場合は、Kindle本を入り口にビジネスモデルを構築しています。Kindle本をきっかけに私や私のノウハウの存在を知ってもらいます。
私の考え方に共感してくださった方や、私のノウハウをさらに知りたい方に対して、Kindle本の購入後に情報提供をしています。情報提供の中では有料の教材も紹介しています。
ある有料の教材は、3万円で販売しています。1ヶ月に3~4本が購入されていますので、Kindle本のロイヤリティと合わせると毎月10万円前後の利益が得られています。全て不労所得です。
一般的に言われている、売上を上げるための公式をご存知でしょうか?以下が公式です。
売上=客数×客単価×リピート数
それぞれの要素を1.26倍すれば売上は2倍になります。さて、この中で簡単に数字を増やせるのはどれだと思いますか?以下の順番で簡単に増やすことができます。
客単価→リピート数→客数
キャッシュポイントを複数作ることは、客単価を上げリピート数を増やすことと同じことなのです。
フロンドエンドとバックエンド
キャッシュポイントを増やす時に考えたいのが、フロントエンドとバックエンドという考え方の戦略です。
フロントエンドとは、入り口になる商品です。Kindle本をきっかけにしたビジネスモデルの場合はKindle本そのものがフロントエンド商品になります。
フロントエンド商品の役割は、いかにたくさんの顧客に買ってもらうかです。ですので、フロントエンド商品は、価格をできるだけ下げます。利益をあまり追求しなくてもいいのです。
利益を得るのはバックエンド商品です。Kindle本をきっかけにしたビジネスモデルで言えば、さらなる情報が欲しい人に向けの有料の教材がバックエンド商品になります。
私の知り合いの著者は、このようなフロントエンドとバックエンド戦略のビジンスモデルを上手に構築しています。以下がその著者のビジネスモデルです。
Kindle本(300円)→オンラインセミナー(3000円)→オンライングループコンサル(4万円)→個別コンサル(30万円)
ポイントは、価格の設定をスムーズに上げることです。
Kindle本(300円)からいきなり、個別コンサル(30万円)を紹介したのでは、成約率は低くなってしまうでしょう。少しずつ価格が上がるから、顧客は教材やサービスがどのような内容なのかを確認することができて進みやすいのです。
ステップメール
ビジネスモデルを構築する上で欠かすことができないのが、ステップメールの仕組みです。
ステップメールとは、メールアドレスを登録すると自動的に設定してあるメールを十数通送ることができる仕組みのことです。
私の場合は、以下のような使い方をしています。
Kindle本のおわりにの中で、さらに詳しい情報が欲しい方はメールアドレスを登録してください。メール講座を無料でお届けします。
すると、興味を持った方やKindle本の内容に共感してくださった方がメールアドレスを登録してくれます。
メールアドレスを登録すると、自動的にステップメールが数通届くように設定してあります。メールの内容はさらに詳しい情報やノウハウになります。
ステップメールの最後に、有料教材のお知らせを送ります。元々、Kindle本のテーマに興味があって、問題を解決したい人なので、教材も売れやすいのです。
さらに期間限定の割引などのオファーをすれば、より売れやすくなるのです。
LINE@
ステップメールを導入するには費用がかかります。ステップメールのシステムでおすすめなのが、エキスパートメールです。ステップメールだけではなくて、サイトやフォームも作ることができるので、初心者の方にも手軽に導入することができます。
最近では、ステップメールの他にLINE@もお勧めです。LINE@は、メールに比べて開封率が20%も高いと言われています。
単純接触回数を増やす利点をご存知でしょうか?
短い時間でも接触頻度を増やすことは、長時間接触しているよりも相手との親密度ど上げる効果があります。LINE@は、開封率が高いので接触回数を増やすに最適なツールとなります。
LINE@を上手に活用して利益を最大化しましょう。
無料キャンペーン活用
少し話はそれますが、Kindle本の売上を伸ばすのにお勧めの方法の1つに無料キャンペーンがあります。無料キェンペーンは、KDPから申し込むことができます。
ただし、KDPで設定できる無料キャンペーンは最大5日間以内の期間限定になります。無料キャンペーンの期間が過ぎると、自動的に元の価格に戻ります。
私の場合は、この期間限定の無料キャンペーンを有効に活用しています。
Kindle本を出版して、無料キャンペーンを申し込んだら、自分のブログやメルマガで「新しくKindle本●●●●●を出版しました!●月●日まで無料キャンペーンです。無料でダウンロードすることができます」と告知します。
無料なので、たくさん人がダウンロードしてくれます。しかも、期間限定なのでダウンロードされる日が集中します。すると、AmazonのKindleの無料のカテゴリーで上位ランクします。
200ダウンロードから300ダウンロードされますので、カテゴリーによっては1位になることができます。私が出版したKindle本は、この方法で全てカテゴリーの1位を獲得しています。
カテゴリーでもAmazonランキングで1位になれば、宣伝材料になります。1位にランクしている画面をキャプチャーして販促用に活用しましょう。