金持ち父さん貧乏父さんの教えに反しますが家を買うのはチャンスですか?
今回はこのような質問がありましたので回答します。
現在ゼロ金利が解除されて今後金利が上昇するのは目に見えていると思います。そこで、金利が安い今のうちに固定の住宅ローンを組んで家を購入したほうがよいのでしょうか?
例えば現在2%の金利だったとしても、5年後には5%の金利もありえると思います。そうなると2000万円を借りたとして、利息は年間40万と100万で大きくことなると思います。
しかも住宅を購入すると住宅ローン減税で控除が付きますよね?それならば利息の分ぐらいは住宅控除でまかなえるんじゃないかなって思います。
しかし、金持ち父さんでは住宅を買うのに大反対されていました。今、貯金がなくても、ローンを組んで家を買うのが正しいのか、貯金ができるまで、家を買うのを見送るほうが正しいのか悩みます。アドバイスをください。よろしくお願いします。」
この質問に対する私の答えは以下の通りです。
金持ち父さん貧乏父さんに書いてあるように、「資産を買って負債を買うな」という教えに従うとなるとマイホームは買わないということになります。
しかし、今回の質問のお悩みもよくわかります。
マイホームを買わなくても、毎月の家賃は支払わなくてはなりません。どうせ毎月支払うのなら、マイホームを手に入れて自分の物になったほうが良いという考えですね。それと金利も安いですし、住宅ローン減税の節税効果も大きいです。
実はこの質問は2006年に書かれた質問です。結果論になってしまいますが、それから十数年経ちましたが、金利は当時よりも低くなっています。今後も住宅ローンの金利は急に上昇するとは考えにくいです。
私の考えでは、ロバート・キヨサキが金持ち父さん貧乏父さんの中で言っている教えは、「資産を買って負債を買うな」ということは広い意味で捉えるとよいのかもしれません。
家を買うのは今がチャンスでしょうか?の質問にずばり答えると、チャンスではなかったということになりますが、住宅ローン減税の税効果や低金利などを細かくシュミレーションすれば、もしかしたら資産価値がある都心で駅近のマンションを購入することも面白いのかもしれません。
つまり、ケースバイケースということですね。金利が今後どうなるか?については私たちにはよくわかりません。それを予測するのは難しいです。住宅ローンを組むのであれば多少金利が高くても固定金利の住宅ローンが良いかもしれません。
ケースバイケースで細かくシュミレーションをしてどっちが得かを検証してみることをおすすめします。
今回の質問に対する私の答えは以上です。
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