金持ち父さんを目指す人が絶対に身に付けたい最強の時間管理術
ラットレースを脱出するために必要なスキルとは?
私は、金持ち父さん貧乏父さんを読んでとても影響を受けました。その後の人生は180度も変わりました。まさに私の人生を変えた1冊の本です。
実は、金持ち父さん貧乏父さんを購入しようと思ったきっかけは、最後のページに書かれていた一節でした。そこにはこう書いてありました。
「あなた2つの贈り物がある。時間と頭。それをどう使うかはあなたの自由である」
となれば、金持ちになれるかどうかは、時間の使い方と頭の使い方で決まってしまうのかと思いました。
十数年間もサラリーマンで生きてきた私にとって、ラットレースを脱出するには、圧倒的に欠けているモノがありました。それはスキルです。
右側のクワドラントで成功するには、それなりにスキルが必要です。左側のクワドラントから右側のクワドラントに行くためには、ビジネスや投資で成功するために必要なスキルを身に付けなければなりません。
私の場合、右側のクワドラントを目指すのに最初はビジネスを始めました。ですから、ビジネスで成功するために必要なスキルを身に付ける必要があるわけです。
ほとんどの人は、最初はサラリーマンの仕事をしながら空いている時間で右クワドラントへ向けての活動をします。はっきり言って時間との戦いです。ラットレースを脱出できるかどうかは、いかにして時間を作る出すことができるかが、鍵と言ってもいいでしょう。
つまり、ビジネスを成功させるために最初に必要となるスキルは、時間管理スキルです。
時間管理スキルがほとんどなかった私は、その当時の時間管理が学べるセミナーや研修に参加しまくりました。様々なセミナーで学んだ時間管理術を試してみて、本当に良かったスキルだけを集めたのが私の時間管理術です。
金持ち父さんを目指す人に必要な5つの時間管理スキルとは
今回は、その時間管理術についてお話していきます。
1.優先順位を決める
2.他人に任せる
3.プランナーの活用
4.細切れ時間を有効に活用する
5.時間を確保する
1.優先順位を決める
右側のクワドラントへ向けて活動していると、やりたい事ややらなければならない事が次から次へと湧いて出てきます。その度に、タスクリストに追加しているといつしかラスクリストが満杯になってしまいます。
とてもこなし切れない数のタスクに圧倒されて、自分の不甲斐なさを感じながらタスクリストをリセットする。しかし、ほとんどのタスクは完了されていません。当然、欲しい成果も得られないままなのです。
こんなことを繰り返しいた私は、ある時間管理セミナーで優先順位を決める大切さを学びました。「遅っ」と声が聞こえてきそうですがしかたがありません。
私たち人間は、誰しも1日24時間が平等に与えられています。この限られた資源の時間をどう有効に活用するかによって、生み出す結果が変わってくるのです。
私が学んだ優先順位を決めるコツは、実は逆の発想なのです。優先したいモノをピックアップするのは難しいです。どれも重要なモノに見えてしまうからです。
ではどうやるか?逆に必要のないモノをピックアップしていきます。やらなくても良いことです。自分でやらなくても良いこと。そもそも、やらなくても良いことをまずピックアップします。それでもまだ、タスクリストの項目が多ければ、より効果的なモノに厳選します。
私たち人間は、マルチタスクをすると効率がとても悪くなるそうです。ですから、やるべきことは、最低限の1つか2つに絞って集中させます。
2.他人に任せる
厳選する方法は、自分にしかできないことを残します。他人に委任もしくは外注できることは極力他人に任せます。他人に任せるスキルも必要ですね。
私がいつも考えるのは、「もし、トヨタ自動車の社長だったら、この作業を自分でやるだろうか?」と自問自答してみます。ちょっと例えが大げさですけれどもこの質問を自問自答すると大抵の作業はやらなくて済みます。
他人に任せる場合は主に2つのパターンがあります。
1つは、仲間数人でビジネスをやっている時に役割分担をします。例えば、3人でビジネスをスタートしました。私は、WEB制作やWord Press構築が得意なので、その作業をやります。他の2人は、コンテンツ制作をお願いして、もう1人には記事のアップや編集作業をお願いします。
そうすると、自分のやるべきことが3分の1になるわけです。ビジネスからの利益も3分の1になりますが、これは効率が良いです。そのビジネスがうまくいけば、同じテーマで発展させてビジネスの規模を拡大します。
もう1つの他人に任せるパターンは、外注です。
クラウドソーシングのサービスをフルに活用します。ランサーズやクラウドワークスが有名です。私はこの2つはよく利用します。
極端な話、計画だけ私がやって、実際の作業は全てランサーズやクラウドワークスで外注して立ち上げたビジネスもいくつかあります。この方法も、うまくいけば量産することができます。発展性があって面白いです。
このように、作業を他人に任せることによって、自分しかできないことに集中できるのです。
3.プランナーの活用
様々な時間管理術を学びましたが、学んだだけでは意味がありません。学んだ知識を実践してはじめて時間管理のレベルが上がるのです。
時間管理の知識を実践するためにはプランナーが必要です。私の場合は、7つの習慣で有名なフランクリンコヴィージャパンのフランクリンプランナーを気に入って使っていました。プランナーを使い始めたきっかけは、フランクリンコヴィージャパンの時間管理セミナーに参加したのがきっかけです。
目標設定の記事でもお話しましたが、価値観を発見して行動を計画して、日々の行動を管理する3つのステップが、全てフランクリンプランナー1冊で管理できます。これは優れものです。
フランクリンプランナーには、サイズが3タイプあります。一番大きいクラシック、中くらいのコンパクト、一番小さいポケットです。私は最初コンパクトを使っていましたが、小さくて軽いポケットサイズを使っています。
レフィルも種類があります。見開き1週間のタイプ、見開き1日、見開き2日と。全てのタイプを使ってみましたが、私の場合は見開き2日タイプが良かったです。1日1ページのタイプです。
現在はスマホが普及して、時間管理のツールもアナログからデジタルに切り替える人が増えています。私もデジタルに切り替えようと何度かトライしてみましたが、やはり手書きのアナログに戻ってしまうことが多いです。アナログとデジタルの良いところ取りをして併用するのが良いかもしれませんね。
4.細切れ時間を有効に活用する
サラリーマンの仕事を続けながら、右側のクワドラントへ行くための活動は時間との戦いです。いかに時間を作り出して行動するかが勝敗を分けます。
時間を作り出すためには、細切れの時間も有効活用しなければなりません。私の場合は、移動時間を有効活用しています。移動する時の手段はなるべく電車を使います。電車のほうがいろいろな作業をするのに適しているからです。
細切れの時間とは、主に移動時間や待ち時間です。
例えば、電車の移動時間だけでWEBサイトのコンテンツをまとめたこともあります。ノートとペンを持って、ひたすらメモをしていました。
他には、教育用の教材の音声をスマホやウォークマンに入れておいて移動中に聞きまくります。アプリを利用すれば2倍速で再生することもできます。自分が参加したセミナーの音声をスマホのレコーダー機能で録音しておいて、あとで復習として聞くこともあります。この時も2倍速で聞いています。
2倍速などの速聴きをすると、脳が活性化して頭の回転が早くなります。アイデアを出したりひらめきも増えるので気に入っています。
移動中や待ち時間で読書もします。現在は、amazonのKindleが気にいっています。あえて本を持ち歩かなくても、常に持っているスマホに電子書籍を入れているので、読みたい時にサッと開いてパッと読めます。数分の細切れ時間でも有効に活用することができます。
このように、自分のライフスタイルに合わせて細切れ時間を有効に活用しましょう。スマホやアプリなどのツールも上手に活用すると良いでしょう。
5.時間を確保する
右側のクワドラントに行くための活動をスル時に、集中できるまとまった時間が必要なときもあります。
私が、まとまった時間を確保するには、空間と時間帯を考えています。
空間というのは、場所のことです。例えば、アフィリエイト用のブログ記事を書く時や情報商材のセールスレターを書く時などは、集中できる時間が必要です。その時に、カフェにいって場所を変えてその時間帯を確保します。カフェという空間を、数百円の飲み物代で買っているのです。
カフェに座って、パソコンを開くと不思議と集中してスラスラ書けるのです。
それと時間帯も意図的に作り出します。記事や書籍の執筆する時は、集中力がとても必要です。1日の時間の中で、朝の時間帯が一番集中できます。ですから、私の場合は朝の時間帯に、執筆する時間を2時間から3時間必ず確保します。
お昼から午後にかけてだんだん集中力を必要としない事をしています。例えば、午後は読書をする時間に充てたり、夕方から夜は、次の旅行の計画を立てたり、スポーツウェアをネットで購入していたりしています。
このように、空間と時間帯を確保して、やるべき作業をこなしましょう。
まとめ
・ラットレースを脱出するためにまず必要なスキルは時間管理スキル。
・優先順位を決めるコツは、やらなくて良いことを明確にすること。
・他人に任せる方法は2つ。チームの仲間と分担する、クラウドソーシングを活用する。
・プランナーを活用して、目標設定と時間管理を同時に管理する。
・細切れの時間を、ツールやスマホで有効に活用する。
・時間帯と空間を上手に活用して時間を確保する。