amazon kindle 電子書籍を出版して毎月10万の不労所得を稼ぐ方法 第4章:KDPのメリット
KDPで簡単にすぐ出版
KDPとは、Kindleダイレクトパブリッシングの略です。KDPでは、Amazonの電子書籍のKindleを無料で出版して、Amazonのサイトで何百万人もの読者に販売することができます。
KDPで出版する作業はとても簡単です。わずかな時間で出版の手続きが完了します。いち早くあなたの電子書籍を巨大な市場で販売することができるのです。KDPで出版の手続きをすれば、あなたの電子書籍が48時間以内に世界各国のKindleストアで販売開始されるのです。
KDPで電子書籍を出版するには、初回のみにアカウントを登録する作業が必要です。手順に従っておこなえば、数分で完了します。
KDPで実際に電子書籍を出版するには、本ごとに登録をおこないます。出版の作業時間は数分で終わります。登録後に審査にはいります。何も問題がなければ48以内に販売が開始されます。
高いロイヤリティ
KDPでKindle本を出版する最大のメリットと言えば、業界最高のロイヤリティです。
KDPセレクトというサービスがあります。このサービスは、Kindleで独占販売をして他の電子書籍で販売しなければ、ロイヤリティは税引き後の価格に対して通常35%から2倍の70%に引き上がるというものです。ロイヤリティが70%はとても魅力的です。
KDPセレクトで独占出版する場合の条件があります。ロイヤリティを70%にする条件は、出版後90日間は他の電子書籍サイトで売ってはいけません。
電子書籍と同じコンテンツをブログやWEBサイトでの無料公開もNGとなります。私の場合は、このルールを知らずに無料で公開しているコンテンツをKindleセレクトで出版しようとして却下されました。Amazonは、そのコンテンツがネット上に公開されているかどうかをチェックしているようです。
Kindleセレクトで出版する場合に、価格の設定にも条件があります。価格は250円から1250円までの間にしなければなりません。ちなにみにKDPセレクトではない通常のKindle出版の場合は、99円から20000円までとなります。
さらに収益を上げる方法があります。ここで紹介する方法は裏技的ですがホワイトなのでぜひやってみてください。
自分の出版したKindle本を宣伝する時に、amazonアソシエイトを併用します。amazonアソシエイトとは、amazonのアフィリエイトのことです。
amazonアソシエイトセンターに登録して、自分のKindle本の紹介リンクのURLを発行します。そのリンクURLを自分のブログやメルマガに貼ります。読者がそのリンクURLをクリックして本を購入すると、あなたの紹介で売れたことになります。すると紹介料をもらうことができます。紹介料は8%です。
Kindleセレクトで独占販売して、amazonアソシエイトで販売すれば、合計78%も還元されるのです。
紙の本のロイヤリティは10%が上限です。以下は、1000円の紙の本と1000円のKindle本を販売した時のロイヤリティの比較です。得られる報酬は、これだけの差があるのです。
紙の本を1000円で売った場合の報酬は→100円
Kindle本を1000円売った場合の報酬は→780円
世界13カ国に販売
KDPでKindle本を出版すると、日本だけでなく海外でも同時にKindle本を発売することができます。手続きは必要ありません。
amazonがKindleストアをオープンしている国は、以下になります。
米国、カナダ、英国、ドイツ、インド、フランス、イタリア、スペイン、日本、ブラジル、メキシコ、オーストラリアです。これらの国で購入されれば最大 70% のロイヤリティをもらうことができます。
私の場合も、日本以外に、アメリカやドイツなどの海外からもロイヤリティが振り込まれています。
Kindle Unlimited と Kindle オーナー ライブラリー
KDP セレクトに登録すると、Kindle UnlimitedとKindleオーナー ライブラリーを活用することができます。
Kindle UnlimitedとKindleオーナー ライブラリーはご存知でしょうか?
Kindle Unlimitedとは、amazonの電子書籍のKindle本が読み放題になるプランのことです。
月額980円で(税込)で豊富な本、コミック、雑誌など12万冊以上、洋書が120万冊以上のKindle本が読み放題になります。
Kindleセレクトに登録するとKindle Unlimitedとして0円で販売されます。ダウンロードした購入者が読んだページ数に応じてロイヤリティが支払われるようになっています。1ページ読まれるとおよそ0.5円のロイヤリティを受け取ることができます。
Kindleオーナー ライブラリーとは、Kindle端末またはFireタブレットを持っていて、Amazonプライム(無料体験を含む)、Prime Studentのどちらかに登録している人を対象としたサービスです。
Kindleストアの膨大なKindle本の中から、好きな本を1か月に1冊、無料で読むことができるサービスです。Kindleセレクトに登録すれば、Kindleオーナー ライブラリーでも対象のKindle本になります。
もし、Kindleオーナー ライブラリーでダウンロードされた場合に、1ページ読まれるごとにロイヤリティを受け取ることができます。1ページ読まれるともらえるロイヤリティは平均0・5円となっています。
Kindle Unlimited と Kindle オーナー ライブラリーを上手に活用して収益を増やしましょう。
修正や改訂が簡単
Kindleは、本の原稿や表紙はいつでも変更することができます。執筆からだいぶ月日が経ってしまうと、コンテンツや情報が古くなってしまう場合もあります。そんな時に、簡単に修正ができるのはとても便利です。
しかも、それまでに購入者にも改訂されたバージョンを簡単に配布できるような仕組みになっています。
KDPでKindle本を出版する時は、必ず権利は保持をしましょう。
Kindleの販売価格
Kindle本の希望小売価格は、自由に決めることができます。
私の場合は、紙の書籍の販売価格と比較して決めています。例えば、紙の書籍の価格はだいたい1500円が多いです。
紙の書籍が10万ページで1500円ということは、Kindle本の場合はページ数が1万文字から2万文字だとしたら、150円から300円くらいが妥当だと言えます。
ですから、私のKindle本の販売価格は、250円から300円に設定しています。
次回の第5章では、売れる電子書籍の作り方を順番に解説していきます。次回を楽しみにしてください。