シンガポール航空 ビジネスクラス搭乗記 ラウンジと機内食を徹底解説 SQ942便 A330-300
シンバポールのチャンギ国際空港に到着して乗り継ぎのためラウンジに向かう
早朝にシンガポールのチャンギ国際空港に到着しました。
ビジネスクラスの前のほうの座席に座っているので、飛行機のドアを開ける作業をいつも見ています。
20センチ四方くらいの小さい窓から、外にいる係員が親指立てるサインを送ります。これはどこの国の空港でも同じです。親指サインにCAが反応をするとドアが開けられます。
シンガポールのチャンギ国際空港の乗り継ぎは本当に楽です。空港の係員の方が、どこに行けばいいのかなどを丁寧に日本語で説明してくれます。
私の場合は、到着ターミナル2でバリに向けての出発もターミナル2でした。電車?モノレールでのターミナル間の移動がなくても楽でした。
と言うことで、ラウンジに直行します。シンガポールからバリ島までは、シンガポール航空を使います。
本当は、シンガポール航空のチェックインカウンターで、ビジネスクラスの窓口を見たり体験したりしたかったのです。セキュリティゲートを通る時は、ビジネスクラスは差別化されているのか?なども確認したかったです。
しかし、今回の乗り継ぎ時間は、3時間しかないので、空港の外に出ることができません。旅程を組む時に、バリ島向かう便を夕方発にして、空港の外に出て観光を少しだけ楽しもうかと検討したのですが、バリ島の滞在時間を増やすために朝の便にしました。
乗り継ぎのルールで、時間は24時間以内と決められていますが、24時間あれば入国して、少しだけですがシンガポールの街を観光することができます。空港発の観光バスツアーも無料であるとのこと。次回はぜひシンガポールの街を観光して楽しもうかと思いました。
シンガポールのチャンギ国際空港のシンガポール航空利用者だけが使えるラウンジの「シルバークリス・ラウンジ」は、ゴージャスで有名です。
シャンギ国際空港は、イギリスの航空会社の評価期間スカイトラックスで、世界で最も素晴らしい空港の第1位に選ばれています。そして、シルバークリスラウンジは、居酒屋「シルバークリス」と呼ばれるくらいに、料理と飲み物が豊富に用意されているとのこと。楽しみです。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジの入り口エスカレーター
このエスカレーターを登ると、各ラウンジがあります。私が目指すシンガポール航空のシルバークリス・ラウンジもこの上にあります。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジ
シルバークリス・ラウンジに入ります。向かって左にあるのが、ビジネスクラス利用の人が使用できるシルバークリス・ラウンジです。
向かって右側は、フォーストクラス利用者が使用できるラウンジです。受付で必ず搭乗券を見せてチェックインします。
ラウンジを利用する時に思うのが、中に入るとスーツケースなどは席に置いたままで食事や飲み物を取りに行きます。
さすがに貴重品が入ったバッグは手に持って席を立ちますが、やはりラウンジは限られた人しか入れないのでそのあたりは安心です。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジ内の様子
時間帯は早朝だからなのか、席がわりと空いています。奥のソファ席をゲットすることができました。
Wi-Fiのパスワードが壁に提示してあります。席を確保して、スーツケースを置いたら、料理と飲み物を取りに行きます。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジの料理は種類が多くて豪華
噂通り、料理は沢山の種類がありました。食事も飲み物も、ホテルの朝食のビュッフ並みの品ぞろえです。
機内で朝食を食べたばかりなので、料理は、軽くつまみ程度の物を選んで取ります。そして朝から生ビール!
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジのビール
料理を軽くつまみながらビールを飲んで、お茶を飲みます。お茶関連も充実の品ぞろえでした。紅茶の飲んでみました。シンガポールの紅茶と言えば、TWGなのです。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジの紅茶はTWG
最後のしめに、シンガポールのラクサに挑戦してみます。ラクサはその場で作ってくれます。具は全部入れてもらいました。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジのラクサは激辛だけど美味しい!?
これが作ってもらったラクサ。せっかく具を全部入れてもらったのに、残念ながらほどんどの具は麺の下に沈んでいます。
油揚げみないなのだけ上に乗っています。具は、エビ、ゆで卵、などなど。
食べてみました。が、スープはココナッツ味は美味しいのですが、激辛でした。私は辛いのが苦手なのでほとんど食べれませんでした。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジのフルーツ
最後にフルーツをいただきました。フルーツの味は、普通でした。
食事を済ませてから、席を移動しました。早朝だからなのか、ラウンジが広いからなのか座席が空いています。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジのドリンクサービスは素晴らしい!
この人はラウンジのスタッフなのですが、端から座っているお客さん一人ひとりに声をかけて飲み物のオーダーを取っていました。
私も聞かれましたが、飲んだがかりなのでお断りしました。しかし凄いサービスです。日本のラウンジは、セルフサービスですからね。
雑誌も色々な言葉の雑誌や新聞が置いてあります。もちろん日本語の雑誌も置いてありました。「持ち出し禁止」とか書いてあるか確認しましたが、書いてありませんでした。と言うことは、持ち出しOKなのか?試す勇気はありませんでした。
そうこうしているうちに、搭乗の時刻がせまってきました。あまりにギリギリに行くと、ビジネスクラスの座席にお客さんが座ってしまって、機内の様子を写真に撮るのが難しくなるので、少しだけ早めに搭乗ゲートに向かいます。
シンガポールのチャンギ国際空港 シルバークリス・ラウンジから搭乗口へ
ラウンジから搭乗ゲートまでは割と近い距離にありました。途中にスタバを発見。なぜかスタバを見ると、写真を撮りたくなります。私だけでしょうか?
シンガポール航空 ビジネスクラス SQ942便 A330-300のシート
ビジネスクラスだと、搭乗の案内も最初なので気分が良いです。今回、搭乗したシンガポール航空のSQ942便の機材は、A330-300と少し古い機体です。
シンバポールからバリ島までは、3時間の短いフライトなので、良しとします。
シートはフルフラットにはなりませんが、水平に近いくらいに横に傾きます。ただ、寝ませんでした。寝るほどの時間はありません。
シンガポール航空のビジネスクラスと言えば、A380のビジネスクラスが有名です。シートの横幅が、2人分はあろうかと思えるほどの幅が広いシート。離陸直後に提供される、ドリンクとサテー。今回は、サテーはありませんでした。
近いうちに、シンガポール航空のA380ビジネスクラスに搭乗したいと思います。
シンガポール航空 ビジネスクラス SQ942便 A330-300のモニター
座席は一番前の席で、11Dです。モニターまでの距離が遠くて、タッチパネルなら座ったままではとても届きません。手元にあるコントローラーで操作しました。これは不便です。次回は、1番前の席はやめようかと思います。
ビジネスクラスの座席は、機材の種類や座席配置によって、当たり外れがあります。詳しくないと、うっかり外れ席を予約してしまいます。
噂によると、当たり席は、当日ギリギリまで空けているそうです。何でも、大臣とかえらい人が搭乗する場合のために、当たり席を確保しているそうです。
でも、偉い人が乗らない場合に、確保していた座席を解放するタイミングがあるそうです。そのタイミングで予約すると、当たり席をゲットできるそうなんです。
わずか、3時間の短いフライトだったので映画も観れませんでした。
今回の旅行で、いくつか楽しみがあるのですが、その楽しみの1つ。シンガポール航空のビジネスクラスの機内食「ブックザクック」です。
ブックザクックは、シンガポール航空のビジネスクラスに設定されているサービスで、事前に機内食を選べるサービスです。
30種類の中から好きな料理を選ぶことができます。シンガポール発のビジネスクラスには、3時間の短いフライトでもオーダーすることができます。
事前にブックザクックの人気ランキングを調べました。1位は「クラシック・ロブスターテルミドール」です。2位は、「米国産牛肉のリブアイ・ステーキ(6オンス)」です。第3位は「米国産ビーフのヒレ肉のグリル」です。第4位は「フトミゾエビの海老チリ」第5位は「アンガス牛のグリルド・ビーフバーガー・・・
この中で、1位のロブスターと2位のリブアイステーキで悩んで、リブアイステーキに決めました。事前にネットから予約することができます。
私の場合、今回の航空券は、ANAの特典航空券で予約しました。4つの航空会社に共通する予約番号が発行されますので、その予約番号で、シンガポールのWEBサイトにログインすれば、ブックザクックのリクエストをすることができます。
離陸後、CAがウェルカムドリンクを持ってきてくれました。シャンパンに決めています。それから、わりと時間をあけずに料理も持ってきてくれました。
シンガポール航空 ビジネスクラス SQ942便 A330-300のブックザクック「米国産牛肉のリブアイ・ステーキ(6オンス)」
これがリブアイステーキです。お味はどうか?機内で食べる牛肉ステーキとしては、合格点だと思います。マッシュポテトがかなり美味しかったです。
フォークがステーキ用ではなくて切れ味が良くないので、お肉を切るのにチカラを使いました。
フルーツも美味しかったですし、真中上にあるデザートが、かなり美味しくて全て食べてしまいました。
食後に、グリーンティーをいただいて食事が終了です。もうすぐ、デンパサール空港(バリ島)に到着します。
デンパサール空港(バリ島)に到着
バリ島の空港に到着しました。イミグレーションも税関もスムーズに通過しました。税関を抜けて出口に向かうと、今までに見たこともないくらい多いお迎えの人たちがボードを持っていました。
私は、あえてお迎えを頼まずに、自力でタクシーを頼んでホテルに向かいます。タクシーに乗るために、多少レートが高いのですが空港で両替します。バリ島の通貨はルピアです。これが両替する場所です。銀行の出張窓口のようです。
デンパサール空港(バリ島)に到着ロビー 出口付近の両替所
バリ島の空港内は、認可されたタクシーしか入れません。空港発は空港タクシーしかダメなのです。空港着は安いタクシー会社でもOKなのです。そんなルールです。
空港のタクシーカウンターに行けば、少し高めですが一律の料金とのこと。これはネットの情報です。
空港のタクシーカウンターを見つけて、カウンターのおじさんにホテル名の「リンバまで」と言ったところ、25万ルピアと言われました。
「!?」
バリの空港から、私が宿泊するホテルのリンバ ジンバランバリ by アヤナまでのタクシー代は、だいたい15万~16万ルピアとのことでした。
あまりに高過ぎたので「高い、高い」と言ったら、直ぐに20万ルピアに値下げしてくれました。「まだ。高い」と言ったら、いくらならいいんだ?と聞かれたので、15万と言いました。
カウンターのおじさんは、あきれ顔で相手にしてくれませんでした。しかし、その時には、数名のタクシードライバーが私を取り囲むように立っていました。
その中の1人のおじさんが、15万でいいよ。といってくれたので、商談成立です。そのおじさんのタクシーでホテルに向かうことになりました。
デンパサール空港(バリ島)からホテル「リンバ ジンバランバリ by アヤナ」へ向かうタクシー
だいぶ離れた駐車場に止めたあったタクシーに乗り込んで、ホテルのリンバ ジンバランバリ by アヤナに向かいました。
シンガポール航空は世界1位の航空会社
2018年7月22日に、イギリスの航空サービスを専門に調査する機関の「スカイトラックス」が世界で最も優れた航空会社として「ワールド・エアライン・アワード」を発表しました。第1位が、シンガポール航空が選ばれました。日本の航空会社で、最高位はANAの第3位です。
評価の基準は、2018年度の評価は、100ケ国以上の乗客2036万人の意見が基になっているとのことです。評価項目は、機内サービス、ラウンジなどの地上、空港(航空会社のウェブサイトを含む、エンターテイメントやシートなどの機内設備(座席の快適さ、機内の清潔さなど)大きく3つに分けられているそうです。
ちなみに、シンガポール航空が拠点とするチャンギ国際空港は、スカイトラックスの世界で最も素晴らしい空港のランキングで5年連続で1位に選ばれているそうです。